子供の友達の親御さんが亡くなった時、場合によっては、葬儀に参列しなければならない時もあります。
その際に持って行く香典は、いくらぐらいの金額を包めば失礼にならないのでしょうか。
又、香典袋の名前は、自分と子供、どちらの名前を書いたら良いのでしょうか。
ここでは、子供の友達の親御さんが亡くなった時の、香典に関する知識をまとめました。
子供の友達の親御さんが亡くなった時って香典はどうすれば良いの?
子供の友達の親が亡くなった場合、葬儀に参列するのであれば、香典は必ず持って行くのが礼儀です。
「子供の友達の親」と言うと、自分にとってはかなり遠い存在になりますよね。
でも、葬儀に参列する以上は、香典を持って行かないのはマナー違反です。
一方、葬儀に出席しない場合は、わざわざ香典だけを先方に贈る必要はありません。
でも、PTAや父兄会などで、香典のお金を一括して集め、代表者が持って行くというケースもありますよね。
この場合は、自分自身が葬儀に参列しなくても、提示された金額をきちんと渡すようにするのが礼儀です。
このお金を渡さないと、後で学校内での人間関係に支障が出てくるので、気をつけてくださいね。
香典の相場って子供の友達の親の場合はどのぐらい?
さて、子供の友達の親が亡くなった場合、包む香典の金額相場はどのぐらいになるのでしょうか。
・先方との関係が深い…5,000円
・先方との関係が浅い…3,000円
香典の金額に関しては、我が子と、先方の家の子との付き合いの深さに関係すると思います。
又、子供同士の付き合いに関係なく、親同士の仲が良かった場合に関しても同様です。
これらのようなケースの場合、5,000円くらいを香典として払うという人が多いようです。
子供同士、更には親同士が親しかった場合は、生前、故人に色々お世話になっていますよね。
そのことに対する感謝の気持ちを含め、「5,000円包む」という人が多いと聞きます。
一方、子供同士・親同士もそれほど親しくなかったという場合は、3,000円くらいが相場のようです。
そのため、子供の友達の親が亡くなった時の香典の最低金額は、3,000円くらいということですね。
子供同士・親同士が親しくなかったとしても、香典を3000円未満にすることは避けましょう。
なぜかと言うと、金額があまりにも少なかった場合、先方のご遺族が、香典返しで悩んでしまうからです。
そして、「香典を集金して代表者が渡す」という場合は、代表者から提示された金額を払えば問題ありません。
この場合は、個人の勝手な判断で、金額を増やしたり減らしたりしないようにしましょう。
香典の書き方は子供の友達の親の場合はどうする?子供の名前で書く?
子供の友達の親が亡くなった時の香典で、1番迷うのは、香典袋の書き方ではないでしょうか。
「子供の友達の親だから、子供の名前で良いのでは」と思う人もいるかもしれませんね。
ところが、正解は「子供の名前」ではなく、「保護者の名前」つまり「子供の父親(母親)の名前」なのです。
香典袋の名前は、基本的に、葬儀に参列する人の家の世帯主の名前を書くのが暗黙のルールです。
そのため、香典袋の表側には、子供の父親の名前をフルネームで書きましょう。
但し、世帯主が母親の場合は、母親の名前をフルネームで書いてください。
そして、香典袋には、裏面に「故人との関係」を記載する欄があります。
その欄に、我が子の学校名・学年・クラスを書き、「○○(我が子の名前)の父親/母親」と記載してください。
これをきちんと書いておけば、父親・母親の名前を表に書いても、誰からの香典かがすぐにわかります。
ちなみに、この記載に関しては、忘れずに、必ず記載するようにしてくださいね。
この記載がないと、後でご遺族が、香典返しをどこに贈ったら良いかわからなくなってしまうからです。
葬儀で忙しく、精神的にも疲れているご遺族を煩わせないように、きちんと記載しましょう。
まとめ
子供の友達の親が亡くなった場合、香典金額の相場は3000~5000円と考えてください。
子供同士・親同士が親しかった場合は、3000円ではなく、5000円を包む人が多いようです。
そして、自分自身や子供が葬儀に参列する場合は、必ず香典を持って行きます。
香典袋の表書きには、世帯主の名前をフルネームで書き、子供の名前は書きません。
裏面の「故人との関係」の欄には、誰の親かがわかるように、必要事項を必ず記載してください。
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