遺影を家に持ってきた時、飾り方をおしゃれにすると、家の中が暗くなることはなくなりますよね。
でも、遺影ですから、どの程度まで飾り方をおしゃれにして良いか、少し迷ってしまいます。
ここでは、おしゃれな遺影の飾り方のアイデアや、遺影を飾る期間、遺影を飾らない時どのように保管したら良いのかご紹介します。
遺影の飾り方をおしゃれにする方法!
最近は住宅事情もあり、遺影を飾るスペースがない・仏壇を置く事ができないというケースもありますよね。
このような場合は、昔ながらの遺影の飾り方にこだわる必要はありません。
あなたの家の雰囲気に合わせて、現代風におしゃれに飾ってもOKですよ。
よく直面する問題として聞くのが、「遺影のサイズが大きすぎる」というものです。
この場合は、遺影写真を、PCの写真編集機能で縮小すると飾りやすくなります。
そして、縮小した遺影は、あなたの好きなデザインのフォトフレームに入れて飾りましょう。
好みのデザインのフォトフレームに入れれば、「いかにも遺影」という雰囲気ではなくなります。
もちろん、あくまで遺影なので、あまりにも奇抜なデザインのものは考え物です。
でも、シンプルで美しいデザインのものであれば、遺影の写真も明るい雰囲気になります。
私の家でも、遺影は縮小し、好みのフォトフレームに入れて飾り、毎日その遺影に手を合わせています。
又、最近は、遺影の写真を最小化して、ペンダントに入れて持ち歩く人も増えています。
遺影を飾れないという事情がある場合は、この方法もおすすめですよ。
更に、遺影写真を入れたペンダントをオープンの状態して、家に飾っておくというやり方もあります。
遺影はいつまで飾るの?
遺影を飾る時に少し迷うのが、「いつまで飾るべきなのか」ということだと思います。
遺影は、四十九日が終わるまで飾ることが多く、それが終わったら片付けても良いとされています。
でも、「故人を忘れたくない」という思いがあれば、そのまま継続して飾っても大丈夫です。
又、遺影を片付けた後、「お盆や法事の時だけは飾る」という飾り方をしても問題ありません。
我が家の場合は、四十九日まで遺影を飾り、後は縮小した遺影をフォトフレームに入れて飾りました。
そして、「大きな遺影写真は、新盆と一周忌の時だけ飾る」という形を取っていました。
いずれにしても、遺影をいつまで飾るかという明確なマニュアルは存在していません。
故人に手を合わせる気持ちがあれば、遺影を飾る期間は、それぞれが決めた形でOKですよ。
遺影を飾らない場合の保管方法は?処分しても良い?
さて、葬儀で使用した遺影を飾らず、しばらく保管する場合、保管方法も悩みますよね。
おすすめしたい遺影の保管方法ですが、
- まず額縁の中から、写真だけを外してください。
- その写真をアルバムか、大きめの書類封筒に入れて保管しましょう。
額縁は、どこかの部屋の端の方に置いておくだけで大丈夫ですよ。
このように保管すれば、場所を取ることなく保管できますし、お盆や法事などで使う場合も、すぐ取り出せますね。
遺影は処分しても良いの?
では、遺影を全く飾らないという場合、遺影は処分しても良いのでしょうか。
遺影に関しては、基本的には、一般のごみと一緒に処分しても良いとされています。
遺影は、魂が入っていないものなので、仏壇や位牌のように供養してもらう必要がないからです。
但し、写真は燃えるごみでOKですが、額縁はガラスが使われている場合があるので、しっかり分別しましょう。
又、ごみに出す場合は、供養の意味で、塩をひとつまみ入れて捨てると良いと思います。
でも、「遺影をごみに出すのは抵抗がある」という人もかなり多いですよね。
この場合は、お寺や、お炊き上げ供養の委託サービスの業者にお願いするといいですよ。
1,500円程度の費用と送料がかかりますが、罪悪感なく処分するには、この方法がおすすめです。
まとめ
遺影をおしゃれに飾るには、写真を小さくして、好みのフォトフレームに入れると、明るい雰囲気になります。
又、人によっては、最小化した遺影をペンダントに入れるという人も少なくありません。
遺影は、四十九日まで飾ることが多いですが、明確な決まりや義務はありません。
いつまで飾るかはあなたが決めてOKですし、飾らない場合は、適切な方法なら処分しても大丈夫です。
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