最近は葬儀の時の喪服などには、あまりこだわらなくなってきたりしていますよね。
夏の葬儀なんて特に、ラフな感じでも参列できますよね。
そこで今回は、夏の葬儀に参列する時に困らない様に、夏の喪服はいつから着て良いのか、喪服は半袖でも良いのか、夏ならワンピースだけでも良いのか、夏の葬儀でも涼しくいられる方法について調べてみました。マナーを守って、きちんと葬儀に参列しましょう。
夏用の喪服はいつから着てもいいの?
基本的には衣替えの時期と同じで、夏服は6月〜9月まで。
冬服は10月〜5月までです。
ただ、成人したらオールシーズン使える喪服を一着持っておくと便利ですよ。
インナーや小物で温度調節も可能ですので、工夫すれば1年を通じて着回す事ができておすすめです。訃報は、季節を問わずに急に知らせが届くものです。
大切な人とのお別れにも慌てないように、オールシーズン対応の喪服を用意しておくのも大人のマナーですね。
夏用と冬用の違いはこちら見てみる。
夏の喪服って半袖でもいいの?
夏の暑い日に葬儀などに行かなければいけない時は、半袖で行っても良いと考えている人が多いと思います。
女性の場合、通年着られるようなセットの喪服だと、上着を羽織らなければ中が半袖になるデザインがあったりします。
遺族や近親者として参列する場合は、正式礼装で必ず長袖を着るのが常識です。
参列者として行く場合は、準礼装や略礼装の服装になりますが、こちらも長袖着用です。
基本的に、葬儀に参列するのに肌を見せるのはあまり好まれません。暑くても必ず、上着を着用して下さい。
葬儀場から一歩出たら、上着は脱いでも大丈夫なので少しの我慢です。
アンサンブルタイプなら全身黒で統一できますが、スーツタイプでもシャツやインナーなどを黒で揃えた方が良いですね。
ただ、急な弔問の場合は白いシャツでも仕方ないとされています。
社会人になったら、何があるかわからないので、一揃え揃えておいてもいいかもしれないですね。
女性の喪服の選び方やインナーなどに関する決まりはこちらも見てみる。
喪服は夏ならワンピースのみでも問題ない?
形として、半袖ワンピースにジャケットというタイプのものを一着持っていると、いろんな季節に使えて便利です。
内容を入力してください。夏の暑い時期は、ジャケットは着ないで中のワンピースだけの使用が可能です。
その為、真夏は中のワンピースのみでも参列する事は許されますが、基本はジャケットも着用した方がベストです。
また、ワンピースのみで参加した時でも極力、肌の露出は避けた方が良いので、袖の長さは五分袖や七分袖が理想的です。
ただ、葬儀会場はしっかり冷房が効いている所が多いです。
むしろ、肌寒いなと感じるくらいに冷えている会場も少なくないので、葬儀会場に居る間はジャケットを着ていても暑くならないはずです。
マナー的にも、ジャケットを着ている方が正しい格好ですので、葬儀の間はジャケットを着用した方が良いです。会場までの道のりでは、ジャケットは脱いでも良いので調節しやすいですね。
男性の夏の喪服のマナーについてはこちらも見てみる。
夏の喪服で少しでも涼しくする方法は?
夏のお葬式は、暑くて大変ですよね。そこで、少しでも涼しくいられる方法を紹介します。
短いストッキングを履く
膝までのタイプや、太ももまでのガータータイプのものがあるので状況によって変えてみると良いです。
ただ、着席した時に見えない様に注意して下さい。
吸水性のある下着
汗をよく吸い取ってくれて、こもらないようなサラッとした物が良いです。
色は目立たない様な色にして下さい。
扇子を持参
黒い扇子を持って行くのは、良しとされています。
ただし、葬儀会場で使うのはマナー違反なので注意して下さい。
髪の毛をまとめる
長い髪の毛は、束ねるだけでなくお団子などのアップスタイルににすると首元がでるので涼しくなります。
ただし、低めの位置でのまとめ髪にして下さい。
まとめ
お葬式において、一番大切なのは故人を悼む気持ちですよね。
喪服の事なんて関係ないと思いがちですが、故人を尊重する気持ちがあるなら、服装までにも気を使った方が良いですね。
暑い夏でもマナーに沿った服装で葬儀に参列して、故人としっかりお別れしましょう。
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