葬儀に子連れで参列するときのマナーやバッグは?抱っこでお焼香っていいの?

葬儀

突然やってくる、人との別れ。
訃報の連絡はいつあるか分からないですよね。そして、家族揃っての参列が必要な関係の方も、もちろんいらっしゃいますよね。

葬儀に参列しないといけなくなった場合に、バタバタと準備をする中で、子ども(抱っこが必要な、小さい月齢の子供)も一緒に参列しないといけない場合の疑問点がいくつかあると思います。

これから、その疑問に対する提案や私の経験上ベターだったと思う方法などをご紹介します。よろしければ最後までお付き合い下さい!

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葬儀に子連れで参列するときのマナーって?!

今回は、主に抱っこが必要な小さい月齢の子供と葬儀に参列する場合についてご紹介しますね。

一番ベターなのは、親戚以外の葬儀は子供を家などで見てもらい、参列は夫婦もしくはどちらか一人という方法だと思います。

葬儀は大勢の人たちが集まりますし、長時間静かにすることを求められます

そして、葬儀独特の雰囲気を醸し出していますよね。
重い空気感というか、なんというか・・・。

小さい子どもに長時間、静かにすることを求めるのは不可能ですし、酷だと思います。
おむつを換えてほしい時やおなかがすいた時は、ところ構わず泣いて知らせてくれますし、ぐずっている時に泣き止ませるのは至難の業です。

そして、小さい子供は場の雰囲気を読むのはとーっても上手ですよね。
静かにしていて欲しい時に限って「なにか」が起こって泣いちゃうものなのです。

こっちが泣きたいよ・・・(; ;)という状態に。
(私は次女が1歳半の時に親族の葬儀に参列。葬儀→火葬→会食までこなしたことがありますが、マジで死にそうでした)

ですが、近しい肉親など、全員で参列する必要がある葬儀も必ずといっていいほど存在するものです。

なので、いくつか最低限のマナーを書いていきたいと思います。

事前に子連れであることを連絡し参列しても良いか確認

喪主の方いずれかに、子連れ(小さいことを伝えましょう)で参列しても問題ないかを事前に知らせる。

このひと言連絡があるかないかでも、だいぶ印象が違うものです。
忙しいだろうから、連絡するのはやめておこうか・・・。と迷い悩む気持ちはものすごく分かります。

しかも、ご主人側の親族だったり、目上のお世話になった方の葬儀だったりすると、なおさらかと。
ですが、「事前に知らせる」行為が大切だと私は思います。

「小さい子連れの参列で、お騒がせする可能性がありますので、途中で席を立つこともあるかと思います。」
など、ひと言伝えておくと安心です。

実際に私が参列した葬儀にも、小さい子連れの参列者の方はいらっしゃいました。
亡くなられた方のお孫ちゃんでした。

喪主の子供というわけです。
こうなると参列しないわけにはいかないので、大変そうでした。

抱っこひもで、小さい月齢でした。
もちろんぐずったり泣いたりしましたが、サッと退室されていました。

他の参列者の方々も、眉をひそめることもなく、故人もお孫さんとまだまだ一緒にいたかっただろう・・・。と、涙を誘ったようでした。

また、授乳やおむつ交換や着替えなどのお世話が発生した場合に貸してもらえる控え室があるかどうかも確認しておくと安心かと思います。念には念を・・・ですね^^

 参列の際は、出口に近い席を確保する

理由はもちろん!「ぐずったり泣いたりしたら一時退席しやすい場所」だからですね。

これはかなり大事。
最近の葬儀では、スタッフさんが座る席も誘導してくれる斎場が増えたように感じます。

中には配慮が行き届かないスタッフさんが、真ん中の列の真ん中の席を誘導することも!!
心の叫び→「こちとらいつ騒ぎ出すかわからない子連れですよっ!出にくくて入りにくいこの席をなぜ誘導するんじゃぁぁぁー!!」
なんて経験も。

なので、誘導されるときにスタッフさんにジェスチャーで出口に一番近い席を指差して、ペコッと頭を下げて座ってしまいましょう(^^;)b先手必勝!

葬儀に子連れで行くときはバッグはどうする?黒じゃなきゃダメ?

子連れだと、荷物がたくさん必要になりますよね。

おむつ・おしりふき・ミルクの子供はミルクセット・着替え・タオル・おやつやおもちゃや絵本など・・・。肩が外れそうな荷物になりますね。

葬儀に子連れで参列するときのバッグについてですが、やはり、黒または紺色などの「光沢のない」バッグが無難です。

またカジュアルな模様は避けるほうがいいですね。
経験上、見ている人はやはり見ているものです(^^;)

 

いつ参列する状態になってもあわてないよう、機会を見つけて大きい黒いシンプルな無地またはワンポイント程度のトートバッグを購入しておくのもいいかもしれませんね。

ワンポイントのデザインなら、裏側で隠せば無地になります!

ですが、どうしてもシンプルなデザインのバッグを準備するのが難しい場合は、「車内に置いておき、ピンチのときは車内へ移動してゆっくり落ち着いてお世話する」のがベターかと思います。

車内は授乳にオムツ交換にお着替えに・・・子育て中の避難場所ですね!

また親族の葬儀であれば控室が使えると思うので確認してみるのも良いと思いますよ。
お世話も控え室を借りておこなわないと厳しいかと思います。

事情をきちんと伝え、借りた場合はお礼を伝えれば大丈夫です。

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赤ちゃんを抱っこしたままのお焼香ってダメなの?どうすればいい?

さて、葬儀で故人へ祈りを込めておこなう「お焼香」。

子連れで参列した場合、抱っこしたままのお焼香はどうなのでしょうか?

これは「正解はない」と私は思います。
「正解」を探すのではなく、「ベターな方法」を探すべきだと思います。

一緒に家族が参列している場合

お焼香の順番の際、交代して抱っこをして、一人の状態でお焼香をしたほうが、いろんな心配をせず故人へのお焼香ができるのではないかと思います。

何より、「火」の近くに抱っこしたまま近づくのは怖いものです。
万が一、前のめりに転倒してしまったら・・・なんて考えるとぞっとしてしまいます。

前側に抱っこだと前もよく見えませんし、不安要素が多すぎまるからね。
交代で抱っこしてお焼香しましょう!

一緒に家族が参列していない場合

出来るのであれば「隣の方にお焼香のときだけ抱っこをお願いする」もしくは「おんぶしてお焼香する」です。

理由は①と同じく、火が近くにあることが強いです。
何かあっては困りますし、ご遺族の方々にご迷惑をかける事態になりかねません。

隣の席の方が知り合いなら頼みやすいですが、知らない方だったとしても、きっと赤ちゃん連れでの参列は大変なのは目に見えて明らかですし、助けてくれるのではないでしょうか・・・。

ただしママじゃないとダメなんて子供もいると思いますのでその辺は臨機応変で大丈夫ですよ。

頼まれた方も泣かれちゃうと気を遣いますからね。
その辺の配慮は必要かと思います。

さいごに・・・

子連れで葬儀に参列するだけでも、かなりの気苦労と体力と労力を使います。
無理を一つでも減らすことがベターな方法だと考えて、行動することが大切ではないかと私は思います。

子供が熱を出したり、どうしても参列できない事態も考えられます。
そんなときは、献花や弔電で気持ちを伝える方法もありますよ。

あらゆる可能性を考えて行動にうつしましょうね。

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