お坊さん便が人気?!誰でも頼める仕組みと価格は?評判は?

葬儀

アマゾンなどで販売している、お坊さん便をご存じでしょうか?

最近は、核家族などもあってお寺と付き合うという文化も廃れてきています。そこで、販売されたのが、葬儀や供養の時だけお坊さんを呼ぶサービスです。ちょっと、バチ当たりかなとは思いますが、実際問題どんなものなのかリサーチしてみました。

お坊さん便が人気の理由や誰でも頼める仕組みはどうなってるのか。価格はどのくらいか。評判は良いのか悪いのか。もしかしたら、将来使う事になるかもしれません。知っておいて損はないはずです。

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お坊さん便が人気ってどういうこと?

葬儀は、とてもお金がかかるというイメージを抱いている人がが多いと思います。

葬儀費用について調査した結果では、総額の全国平均は約189万円にもなるそうです。
最低額は20万円程度ですが、最高額では800万円にもなるそうです。

内容と料金は、次の3つに分けられています。

・葬儀費用一式…遺体搬送、通夜、葬儀式、告別式、火葬、骨上げ等:約122万円
・寺院の費用…読経料や戒名料等:約44万円
・飲食接待費用…料理や飲み物、会葬返礼品等:約33万円

全て合わせると190万円近くかかる計算になります。

葬儀に関する不明瞭な料金のなかでも特によくわからないのが葬儀費用一式と、読経料や戒名料などがわかりにくいです。

葬儀は急に行う事が多いので慌ててしまい明細など細かい事をあまり確認せずに言われれるままに高額な葬儀費用を支払ってしまう事も多いです。

また、病院や警察に紹介された葬儀社をそのまま利用してしまう事も多いので、他の葬儀社との料金を比べる機会を失ってしまいます。

結果、高額の葬儀費用になってしまい、明細書や領収書の内容がかなり不明確なので、利用する側としては不安になってしまいますね。

お坊さん便は、この様な事態が起きないようなシステムになっているので人気になっているといえます。
今までにない、格安で料金が明確な葬儀サービスだとうたって注目されているのです。

お坊さん便とは

読経する僧侶をインターネットで手配できる、サービスです。

普段、お寺との付き合いがなくても臨時で頼めます。
価格も明確であることから人気となり、2015年に大手通販サイトのアマゾンで、販売を開始しました。

アマゾンでのお坊さん便が有名ですがもともとは、葬儀全般の紹介・手配を生業とする「みんれび」という会社が提供しているサービスです。

法事・法要をチケット化してアマゾンに出品したところ、注文が相次いだ事で注目された結果、アマゾンのお坊さん便は有名になっていったのです。

仕組みとしては、まず

  1. アマゾンで注文します。
  2. 注文したら、詳しい内容を伺う為のメールが販売元から来ます。そこで 法事法要の希望日時、場所、宗派などについて打ち合わせをします。
  3. 後日、僧侶の手配情報を記載した書面(チケット)が郵送されてきます。ご希望の日取り、場所、宗派に合った僧侶を選んでくれます。
  4. その後に詳しい法事法要、戒名授与の内容などを僧侶と直接電話で打ち合わせをします。ここで、わからない事など質問もできます。
  5. 法事法要の準備をする。必要な物などは、あらかじめ僧侶とのお打合せ時に聞いておきます。
  6. 法事法要の読経。僧侶手配書に記載された日時・場所へ僧侶が来てくれます。僧侶による読経の後は、法話もしてくれます。

この様な流れで、お坊さんに来てもらう形になっています。
おぼうさん便

お坊さん便の料金ってどうなってるの?ぼったくられない?

お坊さん便は、定額で料金が決められています。

価格(総額)は、法事、法要で一律税込35,000円。葬儀は55,000円。
戒名の授与は20,000円となっています。

手配は、全国どこでもできます。
僧侶の紹介・手配手数料は無料。お車代・お膳料・心づけは無料。

支払いは、ネットなのでクレジットカード支払いもできます。
明朗会計で、お手頃、お手軽です。

しっかり金額が決まっているからぼったくられちゃうんじゃ…という心配がないんですね。
やっぱり定額って言うのは安心ですね。

 

本来お布施というのは、お坊さんへのお礼の気持ちとして渡すものです。
金額は決まっておらず、訪れたお坊さんに聞いても「お気持ちで」と言って教えてくれる事もありません。

菩提寺がある方は、代々いくら払うか決めている家庭や、地域によってなんとなく金額が決まっている場合もあります。

ただ悪質なお坊さんに当たってしまい、とても高い金額を要求されたという話はよく聞きますよね。

そこで、金額は定額で定めているお坊さん便と、全国のお寺で行った場合の相場ではどのぐらい差があるのでしょうか。

お坊さん便を利用する方の多くが依頼している四十九日法要、一周忌、戒名についてを一般料金相場と比べてみました。

四十九日法要

四十九日法要は、亡くなった人が49日日後へ仏の元へ向かうとされてる事から重要な法要として執り行われるものです。

一般のお布施の相場

30,000円〜+お食事代5,000円〜+お車代5,000円〜+お心付けというような金額が一般的に支払いする相場となります。

結構人によって差があるものなので、この金額以下を渡す人もいますし、お心付けをしっかりと渡す人もいます。
〇円~って言うのは曲者ですよね(-_-;)

お坊さん便のお布施料金

お車代や御膳料はなく、税込みで35,000円となっています。

自宅からお墓まで移動がある場合は、追加で10,000円となります。
お坊さん便の料金には、読経・位牌開眼・仏壇開眼・納骨供養・御膳料・お車代などが全部含まれています。

一周忌以降

故人が無くなり、1年目の命日である一周忌や、三回忌・七回忌・十三回忌と続く法要も、故人を供養する大切な法事として行われます。

なかなか、普段は集まらない親戚などが集まる場として、昔から大切にされている行事です。
そんな一周忌以降のお布施の料金相場も、四十九日法要と変わらないようです。

一般的なお布施の相場

30,000円~+食事代(御膳料)5,000円〜+お車代5,000〜+お心付け

お坊さん便のお布施料金

一周忌以降のお布施(僧侶費用)も、税込35,000円となっています。

同じく、自宅からお墓まで移動がある場合は、追加で10000円となります。

戒名

一般的な料金相場と、お坊さん便の料金で大きく差があるのが、戒名の金額です。

戒名は、一般的に葬儀の時や位牌に書く時にお墓に刻む際に使用します。
平等であるはずの戒名ですが、ランクがあってお寺などによって金額が、かなり変わってきます。

一般的な料金相場

  • 信士・信女/釋・釋尼…15万円〜
  • 居士・大姉/院信士・院信女/院釋・院釋尼…30万円〜
  • 院日信士・院日信女…80万円〜 ・院居士・院大姉…100万円〜

かなり高額な料金設定ではあります。

坊さん便の戒名料金

  • 信士・信女/釋・釋尼…2万円
  • 居士・大姉/院信士・院信女/院釋・院釋尼…6万円
  • 院日信士・院日信女…16万円
  • 院居士・院大姉…20万円〜

比較すると、一般的な相場に比べてお坊さん便の方が断然安くなっています。

一般的な相場とお坊さん便の価格を比較すると、戒名以外はお心づけの金額次第という感じはしますが、戒名だけでもかなりの差額があるので比較検討する際は大きなポイントになるでしょう。

 

私も父の戒名をいただく際に金額を聞いてびっくりしたのを覚えています。

確か居士で50万円だったように記憶しています。
でも今回改めて一般的な相場といえば相場なんだなとわかりました。

ちなみにお坊さん便では、主要八宗をはじめとして、各宗派のお坊さんを手配する事ができます。

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お坊さん便の評判は?

お坊さん便を実際に利用した人が書き込んだ、インターネット上の口コミや評判をまとめてみました。

・金額には、かなり満足した。
・お坊さんが、親しみ易く接しやすかった。
・読経の後の話も長くなく、説法も素晴らしかった。
・受付の方の対応も良く、最初から最後まで気持ち良く終われた。

など、割と良い印象を受けた感じの評価も多い一方、

・お坊さんの能力と値段が合っていない。
・法話の内容は、あまり期待して聞くものでもない。
・お金があれば、利用しません。
・余韻なく、サッサと帰って行った。

など、あまり良い印象を受けなかった方も多くいます。

あまり過度な期待はせずに、安く簡単に葬儀が済ませられると割り切って頼むのが、良いかもしれません。

お坊さん便のメリット・デメリット

価格は明瞭で安いけど当たり外れがあるというのがわかりましたが、ここで再度お坊さん便のメリット・デメリットをまとめていきますね。

お坊さん便のメリット

  • 安い。
  • お布施も込みの定額料金で安心。
  • 読経の後の話も短いので早めに終われる。参列している、ご年配の方や子供に負担が少ない。
  • お坊さんとの付き合いが一度きりでも良い。
  • 自分の予定に合わせて葬儀ができる。
  • 特定のお寺の檀家にならなくて良い。

お坊さん便のデメリット

  • どんなお坊さんに来てもらうか選べない。
  • お坊さんは均質ではない。

賛否あるお坊さん便ですが、自分の家に来るお坊さんはどんな人が来るかわかりません。

たぶん初めてお坊さん便を利用する場合に心配なのはこの部分が大きいですよね。
メリット・デメリットだけ見ると数で言えばメリットの方が圧倒的に多いのに、不安を感じるのはお坊さんが均質ではない点なんでしょう。

ただ値段が安いのはもちろんなので、自分で一度頼んでみるのが良いと思います。

まとめ

葬儀費用は、これまでとてもわかりずらくて不透明でした。

値段も安くてしかも、料金が明確ならば利用したいという人は確実に増えていきそうですね。
そもそも葬儀は、残された人が故人を忍び、安心してあの世に送ってあげる為の儀式なんです。

なので残された人が納得して送り出す事ができれば、お寺のお坊さんであるか一回限りのネット上のお坊さんかは、そこまで関係ないのかもしれません。

また、田舎と都会でも価値観に違いはありそうですね。
全ての物事には、良い面悪い面あるので満足して終われるような形を選んで下さい。

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