死亡通知はがきの作り方って?いつ出すのが正解?宛名は薄墨で書くの?

その他

生きていれば、突然亡くなってしまう場合もあります。

亡くなる事を想定して生前から準備をするのは、簡単な事ではありません。その中の一つに死亡通知があります。
亡くなったお知らせをするハガキですが、どうやって準備すれば良いのかよくわかりません。

そこで今回は、死亡通知ハガキの作り方やテンプレートの内容。死亡通知はいつ出すのが良くて、決まり事はあるのか。宛名は薄墨で書いた方が良いのかなどについてご紹介します。

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死亡通知はがきの作り方って?テンプレートとかある?

文面などは、自分に合うテンプレートを探して編集して、印刷するのが一般的です。

弔事に関する手紙は、必ず縦書きにして下さい。

カジュアルな印象を与える横書きは、不適切なので親しい間柄でも止めておいて下さい。

死亡通知に書く事

1、故人との続柄:故人が父の場合は「父」、母の場合は「母」と書きます。
2、故人の氏名、年齢:故人の苗字と名前を書き、儀と後ろにつけます。年齢は漢数字です。
3、死亡理由:わかる範囲で書きます。
4、死亡日時:死亡した時間が曖昧な場合は「未明」と書きます。
5、生前のご厚情に対する御礼:故人が生前にお世話になったことへのお礼を書きます。
6、葬儀・告別式の日時・場所:通夜式・葬儀・告別式のそれぞれの日時と場所を書きます。
7、発信年月日:漢数字で死亡通知状を発送した年月日を書きます。
8、喪主名:喪主の氏名を書いたら、次の行末に親戚一同などと書きます。
9、宛名:不特定多数の場合は「各位」と書きます。

以上が死亡通知を書く際に、必要な事項になります。

葬儀前後の文例をご紹介

必要事項をふまえての文例です。

葬儀前の場合

 

父〇〇〇〇儀
〇月〇日午後〇時〇〇分
〇〇歳を一期に永眠しました
ここに生前のご厚情を深く感謝し通知させて頂きます

通夜・葬儀に関しましては仏式によりさせて頂きます
日時
通夜  〇月〇日(〇)午後〇時~
葬儀  〇月〇日(〇)午前〇時~〇時
式場  〇〇ホール 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇

平成〇〇年〇月〇日

喪主 〇〇〇〇
親戚一同

供花・供物を辞退する場合は、年月日の前に「尚 まことに勝手ながらご供花お供物の儀はご辞退申し上げます」
「尚 勝手ながらご香典ご供花の儀は故人の遺志により辞退させていただきます」などと記入します。

死因は必ず明記しなければいけないわけではないので、書きたくない場合は、「薬石効なく」などで濁しておき、書く場合はなるべく簡潔に書くようにします。

葬儀後の場合

 

父〇〇〇〇儀
去る〇月〇〇日午後〇時〇〇分
〇〇歳で永眠しました

生前の故人の遺志によって葬儀は四月十九日に身内のみにて済ませましたことをご報告いたします

亡父が生前にして頂いたご厚情に感謝するとともに謹んでご通知申し上げます
平成〇〇年〇月〇日

喪主 〇〇〇〇
親戚一同

死を意味する言葉には「永眠」「死去」など色々とありますが、「逝去」は相手の死を敬っている場合に使う言葉になるので身内が亡くなった時には使いません。

もし、印刷機材がなかったり自分で印刷するのが大変なら、死亡通知届けの印刷を承っている業者さんもあるので探してみて下さい。

死亡通知っていつ出すのが正解?決まり事ってある?

死亡通知に明確な決まりはありませんが、故人の逝去を知らせるなら、葬儀の事もあるのでなるべく早くお知らせするのがマナーです。

しかし、故人の生前の希望や葬儀のやり方によって知らせる時期も変わってきます。

葬儀に参列してもらう場合

葬儀に参列して頂く場合は葬儀の2、3日前には死亡通知が届くようにして下さい。
この場合は、葬儀の案内状も兼ねるので葬儀場所、日程は必ず記載する必要があります。

葬儀は亡くなって近々に行われることが多いので、はがきで通知するというよりは電話やメールでお伝えするという方が多いかもしれませんね。

家族葬や密葬の場合

故人が生前、家族葬や密葬を希望していたら、葬儀が終わってから出します。

葬儀後〜初七日までには届くようにします。

バタバタしていると忘れてしまいそうですが、葬儀を準備する際に一緒に準備しておくと忘れる事も無くなります。

最近では、葬儀を葬儀社に頼むと手配してくれたりします。
死亡通知は、凝った文面などは必要なくて、いかに早く届けるかが大事になってきます。

もし、遠方の方に葬儀の案内も含んだハガキの手配が間に合わない場合は、電話やメールで知らせる必要があります。

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死亡通知の宛名は薄墨で書いた方が良いの?

弔事の際に書く手紙は、基本的には薄墨で書くのがマナーです。

「涙が硯に落ちて墨が薄くなってしまった」という意味合いが込められています。
しかし、普段筆を使わない人には筆書きは難しいものです。

なので、ペンでも問題ありません。
その際のインクの色は、黒かブルーブラックを使用して下さい。

そして、死亡通知を書く時には句読点を書かずに1字空きにするのが一般的です。
礼儀を重んじる弔事では、敬う相手に対して句読点を使うのは失礼に当たるとされています。

会葬礼状などの儀礼的な手紙を書く時には、句読点は使わないように気をつけて下さい。

日本では、多くの葬送が仏式で、続いて神式、キリスト教式の葬儀になります。
また、キリスト教の葬儀だとカトリックとプロテスタントで少し違ってきます。

お別れ会は献花のみの無宗教で、という場合もあります。
死亡通知に葬儀の案内も書く場合、参列いただく方には葬儀の形式についても記載する必要があります。

「仏式にて」「キリスト教式にて」などと書いておくのがマナーとなっています。

喪中はがきと死亡通知はがきの違いは?

ちなみに、喪中はがきと死亡通知は全く別の目的で出すハガキです。

差出人が受取人に何の目的で出すものなのかを考えると違いがわかりやすくなります。

「喪中はがき」の別名が「年賀欠礼状」とされるように、喪に服している側が、喪中じゃなかったら年賀状を出したかった人に、今回は喪中なので年賀状が出せない事を伝えるために出すハガキです。

「今年は年賀状での挨拶はできないけど来年もよろしく」という意味もあります。

それに対して「死亡通知」は、遺族が、故人の死を知らせたい人(故人の近親者、友人、知人)に、故人が亡くなったことを知らせるために出すハガキです。

葬儀の前に出すなら通夜、告別式の日程など、葬儀の後なら、亡くなったことをすぐにお知らせできなかったお詫びなどを知らせる意味があります。

まとめ

死亡通知にて葬儀を知らせるか知らせないかなど、故人の希望が大事になってくるので、きちんと生前に話合っておいた方が良いですね。

人間いつどうなるかわからないですからね。
葬儀の形式もそうですが、昨今は多様化してきているので生前に希望を聞いておくというのは大切な事です。

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